今回は、いつもより30分早く出発しましたが、山頂には、いつもより1時間も遅い到着となったのでした。
さすがに9月になったんだから、少しは涼しいかと思ったけれど、全然そんな事はなくて、やっぱり暑かったのだ。
この駅に降り立つこと、3回目にして初めて、駅の写真を撮ってみました。今日はいつもの時間より早く、そのせいか登山者も多かった。
この道を歩くこと、3回目にして初めて、こんな碑が建っていることに気づきました。ここまでの歩きで、すでに汗びっしょり。
登山口の石碑の先を、いつも通り左の方、一ノ尾根へ行こうとしたら、隊員が「ネットで見たけど栃谷尾根もイイらしいよ」と。
同じ道を何回も歩るくより、たまには違うのもいいかと、右折したのが惨劇の始りでした。なぜって、暑い陽射しの中、舗装路を延々と歩くことになったからです。
左側の方からずーっと登ってきて、右側の方をずーっと登って行きます。このあたりで既にもう、暑さでへばってました。駅からここまでで約50分。ここで10分の休憩を取ります。
曼珠沙華(彼岸花)がポツンポツンと。今年の異常な暑さのせいか、彼岸だというのにちっとも群生していません。
アスファルトの舗装路が終わると、今度は斜面の畑の中の道を登って行きます。陽射しを遮るものがないと暑い!こんなにいい景色だったのに、それを楽しむ余裕もなかった…。
ひたすら、登って登って登山道を目指すんだけど、暑くて心臓バクバク。真剣に引返そうと思いました。
やっと山道らしくなりました。陽射しも遮られて、隊長の体調もいくぶんかはマシに。
少し登ると、尾根に出ました。祠のあるここは、風が通り抜け、とても涼しい場所。一時(いっとき)、ここで身体を冷ましました。
山頂近くで木段が出現。へばった身体にこれは堪える。
木段を上から見下ろした図。
やっと頂上。雲は多めですが、青空と太陽も顔を出しています。今日は人が多かった。
「高尾山まで歩こうか」なんて、出発前は話していたのですが、とても無理。絶対無理。なので今回は明王峠まで歩いて、そこから下山することに。
ところで、有名なこの白馬の像。実物を見る前は、10数メートルもある巨大な像だと思っていたので、初めて訪れたときに、想像との落差に、アララとなったものでした。
帰路は明王峠も過ぎてどんどん相模湖へと降りていきます。ほとんど人のいない道をひたすら歩きます。途中で、油断したのか転倒し、あわや骨折!みたいなこともありました。
やっと與瀬神社(よせじんじゃ)に着きました。去年、はじめてここにきた時よりは余力を残していますが、それでもこのルートの下りは足にきます。隊員共々、無事な山行を感謝し、社殿に向かって手を合わせました。
與瀬神社は寺院の敷地の奥にあります。
上と同じ場所から振り返った反対の方、相模湖を見ます。ここから相模湖駅までは5〜6分の距離です。
自分には暑い中の登山は無理だ。今回、はっきり分かりました。じゃなかったら、もっと涼しいエベレストへ行くとかかな。
(2010.9.26 新隊長n記す)