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花輪線 荒屋新町駅

花輪線全行程の2/3を過ぎて荒屋新町に到着しました。列車はここで最後の行き違いのため6分停車します。日も山の稜線に隠れがちで、見上げる空を夕方の気配が覆っています。暑かった秋田に較べると随分と肌寒い岩手の山の中です。待合せの停車時間中にホームに出てみるとターンテーブルや扇形庫が見えました。保線用として現在も使われているようです。何枚か写真を撮っているうちに下り列車が小さく姿を見せ始めました。いつもは半分以上寝て過ごす我が妻も今回は沿線の景色の良さからでしょうか、途中ずっと起きて車窓を眺めていました。終点の盛岡まではあと1時間と少しです。