北上を出て仙台方のひとつ目の駅、六原は国道4号線にほど近い場所にあるのですが、周囲はうっそうとした木立と田圃ばかり。北上市と金ヶ崎町のちょうど境目に位置するせいでしょうか、駅裏の道路は途中で行き止まりになるほど。ただ、駅構内は2面4線とさらに留置線まであり、普通列車が1時間に1本しか停まらない割には立派なものです。東北本線が特急街道だったころの退避線の名残りなのでしょう。奥の方には、駅北側に隣接する製紙工場の引き込み線に停車中のコンテナ車が見えます。