大船渡線 気仙沼線 気仙沼駅
大船渡線 気仙沼線 気仙沼駅
2003年7月19日土曜日、海の日をはさんだ3連休の初日に「こがね気仙沼」号は走りはじめました。朝、仙台を発って小牛田、前谷地を経由して気仙沼に至る「こがね気仙沼」号。しばらく停車の後、気仙沼を出る時には「こがね平泉」号と名前を変え、大船渡線・一ノ関経由で平泉へと行きとなり、最後にまた仙台へと戻ります。
白石蔵王へ温泉に浸かりにいってから1ヶ月もたたないこの日、仙台9時着の臨時やまびこから在来線ホームへと降りればそこは、取材のTVカメラやJRの社員など総出でこがね号の出発式を行なっている真っ最中でした。実はそんなこととはつゆ知らず、岩手へ帰省の際に三連休パスを利用して南三陸を廻ってから行こうと思いたち、たまたまこの列車の指定席を予約していたのです。列車内も観光協会など関係者の人たちが多く、この列車に賭ける意気込みは凄いものがありました。到着した気仙沼での猶予時間はわずか2時間ほど。それでも、たまたま乗ったタクシーの運転手さんに市街を一望できる展望台や、駅近くの美味しい鮨屋さんに案内してい、短いながらもとても印象に残る滞在となりした。